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期末商品棚卸高の計算

 期末商品棚卸高とは、商品等の仕入高のうち当期の売上に対応しないものであり、いわゆる売れ残った商品分の仕入高です。この期末商品棚卸高は、法人がその事業年度終了の時に有する個々の棚卸資産の評価額を合算した集合体の概念であり、次の算式で求めることができます。
 
期末商品棚卸高=1単位当たりの評価額×期末在庫数量
 

1単位当たりの評価額

 法人税法は、各事業年度の所得の金額の計算上、その事業年度の損金の額に算入する売上原価等を算定する場合におけるその算定の基礎となる棚卸資産の価額は、法人の選定した評価方法により評価した金額とすることとしています(法法29)。
 上記の1単位当たりの評価額は、その種類、品質及び型の異なるごとに区分して、決定されます(法令28@一ロのかっこ書ほか)。
 

期末在庫数量

 上記の期末の在庫数量は、棚卸資産について受払帳等により把握する方法(帳簿棚卸法)がありますが、この方式では盗難等による減損等が確認できない欠点があります。
 このため事業年度終了の時に、実際に棚卸を行って数量を確認する方法(実地棚卸法)を併用することにより期末在庫数量を確定することとなります。
 

 種類、品質、型の異なるごとに区分して計算します。期末商品棚卸高は11,000となります。
区分 単価 数量
(実地棚卸)
棚卸金額
A商品 30 100 3,000
B商品 50 40 2,000
C商品 100 60 6,000
合計 11,000
 
 
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